2016-02-02 13:09:33 第5回「説漢語 通中国」講評(榎本英雄・渡邊晴夫)

審査結果講評】  社会人の部


今年度スピーチコンテスト社会人の部出場者は7名で、うち男性は4名、女性は3名である。スピーチのテーマは「我和中国」、例年通り各出場者による3分以内のスピーチにより審査が行われた。


7名の出場者のうち1名は中国語学習歴が4か月ほどであったが、その他の出場者は、いずれも学生時代に第2外国語で学んだもの、余暇に中国語学習グループに参加して学んだもの等々、数年にわたる中国語学習歴を持ち、現在もそれぞれに中国語学習に熱意を持って取り組んでいる。各スピーチには出場者それぞれの練習の成果が現れ、総体としては例年にまさるレベルの高さが表われていたと言えよう。また、内2名の出場者は昨年度に続き本コンテストへの2度目の挑戦で、今回は見事入賞を果たしたことにも注目したい。


スピーチの審査は、「発音、習熟度、内容、表現度」の4つを基準として行われ、4人の審査委員によるそれぞれの判定が集計され、発表通りの結果となったが、今回の各出場者の得点は極めて僅差であり、その評価は伯仲するものであったと言える。この状況に鑑み、審査委員協議の上、規程の賞に加え、《「说汉语通中国」特別賞》を2名の出場者に授与することとした。


各出場者のスピーチでは、中国語学習への熱意、中国語教師への敬意、共に学ぶ仲間への友情、そして何よりも中国、中国語への熱い思いがそれぞれに語られ、大変意義深いスピーチコンテストとなったことを特記したい。(榎本英雄)


 


【審査結果講評】大学生の部 


大学生の部は1課題文に基づく寸劇、2代表によるスピーチ、3全校参加によるクイズからなるが、審査の対象になるのは、寸劇とスピーチの2部門である。


前年までの課題文の朗読の代わる寸劇は参加校によって工夫、準備に違いが見られた。前年までの朗読に近いものから寸劇に構成しなおし、衣装、小道具にも工夫を凝らしたものまでそのとりくみは様々であった。ここでの点差が小さくなかった。代表によるスピーチはいずれもレベルが高く、点差は僅少であった。


 今年は1大学3名のチームによる団体戦だけでなく、スピーチのみの個人参加も2名あった。そのうち韓国から日本に留学し、中国語を学んでいる学生が4位に入賞して努力賞を獲得したのは、本人の努力を示すもので、素晴らしいことであった。


今年は諸種の事情で日程が例年より早まったため、学内の諸行事、中国語の各種検定の日程との関連で団体戦の参加校は例年の半数の5大学にとどまった。これは残念なことであり、来年度の日程をどうするか課題を残したが、参加5大学のレベルは高く、各校間の差が小さかったことは参加各大学の学生諸君の日頃の学習の成果を示すもので、喜ばしいことであった。


このコンテストへの参加をひとつの機会にして、各大学の学生諸君の中国語の学習への意欲がいっそう高まることを願っている。(渡邊晴夫)