2016-02-13 20:49:56 魏老師送別会

これまで本協会を支援くださった中国大使館教育処の魏鈾原老師が任期を終えて上海で教鞭を執られることになり、2011年6月19日、霞ヶ関ビル東海大学校友会館にて、送別会を行なった。当日は、魏老師の後任である楊光老師(女)もお見えくださり、あわせて楊老師を歓迎する会ともなった。


 魏老師をお慕いする多くの先生方が集まり、最後は本協会の榎本英雄先生が漢詩を朗詠した。送別の唐詩として名高い王維「元二の安西に使いするを送る」。――


 


 渭城朝雨浥軽塵  渭城の朝雨軽塵を浥(うるお)す


 客舎青青柳色新  客舎青青柳色新たなり


 勧君更盡一杯酒  君に勧む更に尽くせ一杯の酒


 西回故郷多故人  西のかた故郷に回(もど)れば故人多からん


 


 第4句「西回故郷多故人」は、王維の元詩では「西出陽関無故人(西へと向かい関所を越えれば、もう知り合いはいないだろう)」を、榎本先生ならではのエスプリで改めた表現。「西へと戻り、故郷に帰れば、さぞや多くの知り合いが待っていることでしょう」。当意即妙の詩に会場は盛り上がり、魏老師も笑顔で喜ばれた。


 




大使館の両先生を囲んで



スピーチする魏先生と呉会長(左)



送別詩を朗詠する本会顧問の榎本先生(左)


新たに着任された楊光先生